そらねっと通信局

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Sun, 01 Nov, 2009 11月連休三連休パスの旅(短縮版)~リアスリアスにしてあげる・その1 [長年日記]

[rail] はやてに遅刻・・・

5時半の段階では起きてたはずなのに、はっと目を覚ましたら7時過ぎていた。

慌てて立て直し。元々「どこかで途中下車して次に乗る」予定で各路線のスケジュールを組んでいたため、はやて1号利用をはやて7号利用に変更、指定を取り直して無事乗車。自宅を出て3時間後には八戸駅に降り立った。

八戸はじわりと寒い冬の空気。空もどんより。いつ降り出してもおかしくない、濃いグレーの雲もたくさん見えた。

[rail] 八戸線:八戸→久慈

あ~あ、寝坊さえしなければ「鮫」あたりで降りてあれこれしていたのだけれど・・・。軽くいかめしを食べて、八戸線へ。

八戸線はディーゼルカー。しかもちょっと古めのキハ40系列。白地に赤い帯という東北の標準的な塗装だけど、3両編成でボリュームたっぷり。

八戸駅からいったん北に向かって走り出した後、ぐるりと回り込んで三陸海岸に出てくるのが八戸線。八戸市内は「うみねこレール八戸市内線」という名称を持っている。ウミネコの繁殖地として知られる蕪島の近くを通るのだ。八戸線から「うみねこ」という名前の特別座席の車両もある。はやて1号に乗れていればこれに乗っていたはずなのだけど、今回はすれ違ったのみ。

[rail] 三陸鉄道北リアス線:久慈→島越…田野畑→宮古

今回は三陸リアス海岸線をずっと下ってこようというコンセプトの旅行。久慈からさらに三陸鉄道で南を目指すことに。

三陸鉄道は路線の規格がよく、これまで乗ってきた八戸線と比べると格段に状態がよい。鹿島臨海鉄道と同様だ。踏切もほとんどなく、ほぼ高架とトンネルから構成された路線をディーゼルカーが快走する。北リアス線から

リアス式の海岸線は津波被害が大きくなる。その痕跡がそこここに見える。ものすごく規模の大きな堤防に守られた街もあったけれど、漁業中心の街では堤防が作れない。その代わりに津波発生時の避難の基準線という標識があった。三陸鉄道や幹線道路の陸橋は、そのラインのはるかに上。そして、「さすが」と思ったのは、神社の鳥居と本殿がそのラインのすぐ上だということ。津波避難の標識が比較的新しいのに対して、神社の方はとても古そう、ということは、もしかすると「神社の鳥居まで逃げれば大丈夫」という話が昔から地元であったのかもしれないなあ、と想像する。

残念なのは、三鉄北リアス線といいつつ、いかにもリアス、という、長い岬がつきだした湾という地形が、トンネルが多いためにあまり実感できないところだ。それでも、ビューポイントとなる橋では減速運転を行い、その様子をしっかり見せてくれる。すごいのはこれが特別な列車でないことだ。ごく普通の各停列車でこれをやってくれるのだ。北リアス線から

岩手県内の各路線は駅にニックネームをつけるのが好きらしく、三陸鉄道もほとんどの駅がニックネームを持っている。僕が降り立った島越駅は「カルボナード」。宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』にちなむそうだ。三陸鉄道北リアス線「カルボナード」島越駅

ここからは三陸随一といわれる「北山崎」への観光船が出ているのだけれど、日の入りにかぶってしまうせいか、僕が行ったときには今日の最終便が戻ってくるところだった。

その船に乗っていたお二人と、島越駅の売店で一緒になった。売店の方と「山梨から来たんですよ」と話している。

「山梨のどちらなんですか?」と意を決して話しかけてみた。元は奈良にお住まいだったそうだけど、もう20年以上も暮らしておられるとか。すでに退職をされたのか、それともお子様が独立されてご夫婦だけで暮らしておられるのか、それはわからなかったけれど、ご夫妻で「ETC1000円」を利用してクルマで久慈まで来て、気ままな旅行をされているのだとか。このあと再び久慈に戻って、車で釜石あたりまでゆかれるのだとか。ご主人の方はずっと地図を調べながら話しておられた。

僕はこのあと1時間以上もある。天気がまだ持ちそうだったので、駅を出て一駅手前の田野畑駅まで行くことにした。海岸沿いから内陸にぐっと入り込み、迂回する道路。ちょっと遠回りだったけど、山の紅葉がちょうど今が盛りとなっていて、和みながら歩くことができた。

田野畑から再び三陸鉄道。今日のイベントで来場者からさんざんメッセージを書き込まれた車両が、そのまま運用についていた。あたりはすっかり真っ暗。トンネルなのやら、そうでないやらさっぱり検討がつかなかった。

宮古には5時半頃到着。売店で三陸鉄道関連のものをあさり、そのまま駅近くのホテルHOTEL BIG WAVEへ入った。

[food] 蛇の目本店・宮古

夕食は宮古駅前の寿司店「蛇の目本店」にした。以前花巻から釜石線周りで宮古に来たときにも立ち寄った店だ。値段の割にボリュームと質のよい海産品をいただけるお店だ。

シーズンとのことで生牡蠣5個を独り占め。それに刺身定食で2050円。どう考えてもお値打ちだと思うんだけど、どうでしょう。

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