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Tue, 01 May, 2007 [長年日記]
♪ [thoughts] 「自由と民主主義」に中指を立てたくなるのも分かる
確かに、当代のアメリカ大統領の言動に対しては「なんか『民主主義』とか『テロとの戦い』って言っちゃえば『何でもあり』なんだな」とか思っていた。
「自由」を保つためには、人々がお互いにお互いの「自由」を尊重しあうことが大前提にある。だけれども、それをはき違えると「気に入らない人物を殺す自由」もあり得る。これは「相手の生きる自由を尊重せよ」という原理でストップをかければいいのだけれど、それって矛盾しているように見える。アメリカにも「銃を持つ自由」なんてことを言うヤツがいるわけで、かように「自由」とは矛盾に満ちた言葉なんだなぁと思う。
「民主主義」も似ている。現状、実現されている「民主主義」が、「議会制民主主義」という「多数派優位の原理」であることを考えると、少数者には生き残る道が無さそうに見える。少数者にとって「民主主義」とは「多数者のための抑圧の道具」にしか見えない。どうせ言論では勝てないとなるから、暴力に走ることになる。
「『自由と民主主義』を黄門様の印籠みたいに振りかざすステレオタイプの正義」というこの記事中の言葉を読んだとき、僕が考えたのはそんなことだった。
何かというと「自由と民主主義」を、黄門さまの印籠みたいに振りかざすステレオタイプの正義に反発したい気分だったのです。
「民主主義」には、誰も反対できない。そこに「民主主義」という言葉の空虚さを感じます。ぼくが長崎市長銃撃事件に関する各党党首の談話に感じたのは、そういう空しさです。イマジネーションの無さ、といってもいいかと思います。
こういう中身のない、お題目を繰り返すと、実体のない「民主主義」がシャシャリ出て、危険なことになります。たとえば「民主主義のための戦い」とか「テロとの戦い」みたいなものになっていきます。
[シャシャリ出る「民主主義」の危なさ ニュースの地層より引用]
Updated: Tuesday, 01 May 2007, 18:06 JST
♪ [spa] 川原湯温泉がExciteで紹介されていた
確かに、昨年僕が行ったときには、もう既に衰退ムードまんまんな感じだったからなぁ。
よそから入りに来た人だけじゃなくて、地元の人となんとか話をしてくれば良かった。こんな話も直に聞けただろうに。
ちなみに墓地は、お骨を掘り出して、新しい場所に建て直すそう(そりゃそうだ)。 そういえば、ここに来る途中も、すでにさら地になっているところを見かけたなあ。
母校の小学校の、築90年の校舎が取り壊されたときはとても悲しかったという豊田さん。
「私の故郷はダムに沈んだの」というドラマの台詞を思い出し、なんだかせつなくなりました……。
「草津はいつでも行けるけど、この川原湯は今しか行けない。これが最大のウリですね」
と豊田さん。
こんなにいい温泉なのに、もう入れないんですか。
「いいえ、移転して新しい川原湯温泉が誕生します。新たにボーリングした源泉もありますから」
ええっ。新生・川原湯温泉が誕生するんですか!?
どうやらダムに沈むこの場所から標高の高いところへ、旅館や土産物店が移転するという。
「渓谷の温泉地が湖の温泉地へと、景色は180度変わってしまいますけどね」
そしてこの昔ながらの情緒も失われてしまう。そういう意味では、本当に「川原湯温泉」は幻になるのです。
そしてこの高田屋旅館は、全ての旅館が閉館して最後の1軒になるまで営業したいそうです。この温泉街を含めた314世帯を沈めてしまう八ツ場ダム。完成予定は3年後の平成22年を予定(5年後になるという説もあり)しています。
本当に「幻」になる前に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
[“究極の秘湯”? 数年後にダムに沈む温泉 | エキサイトニュースより引用]
Updated: Tuesday, 01 May 2007, 23:10 JST
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